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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】


[159]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 22:17:37 ID:dVioF6uA
こんばんは、今日も更新を始めて行きます!
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★コイントス→ スペード10 ★
スペード・クラブ→イタリアボール

輝夜「ありゃ、裏だったか」

ヘルナンデス「それでは僕たちの攻撃からだ。
僕の仲間が、君のその愛らしい澄まし顔に幾ばくかの怯えを与えられれば良いんだが」

輝夜「はいはい、精々頑張ってみなさいな。 残念ながら、怯えこまねくのは
そっちの方になりそうだけど、ね」

ヘルナンデス「(ふむ――GKは実力はもとより、そのメンタルはタフで崩すのが難しい、か。
監督の言う通り、FWと違って、こっちは揺さぶりが難しそうだ)」

ヘルナンデスは輝夜のそのGKとしての強かさを感じながら、
ボールを傍のタルデリに一旦預けてゴールへと戻る。
輝夜もヘルナンデスの動きを模倣するように颯爽とゴールへと戻っていくが…

輝夜「あんなキザったらしいゴールキーパーなんて、今のイナバだったら楽勝よ!
だから――期待してるわよ」

鈴仙「(ひ、姫様……私の事、期待してくれてたんだ……)」

――輝夜はヘルナンデスとは違い、すぐ近くの鈴仙にそっと囁いてから、
再び自信満々の表情でゴールへと向かうのだった。 そして――――!

スッ……ピピイイイイイイイイイイイイイイッ!!


実況「さあ〜! 漸く始まった〜〜〜! イタリアのキックオフから試合開始です!」


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