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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】


[213]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 23:40:27 ID:???

豊姫(監督)「うーん。 依姫が監視していないのが原因か、少し世界の構成が甘いわねぇ。
――――まあ…私の知った事ではない、と言えばそうまでなのだけど」

ここはイタリアJr.ユースのベンチ。
美しく高貴な金髪の女性が、優男ながらもどこか冴えない印象の少年と共に、二言、三言の会話を交わしていた。
美しい女性の名は綿月豊姫。 今回の世界で、監督の役割を務める鈴仙の過去の主人の一人である。

??「監督、御託は良いから早く指示を下さいよ。 あの変態GKの代わりに、
この俺様を晴れ舞台へと導く為の、世界で最も崇高なご指示を」

そして、もう一人の少年は―――眼前にここまで高貴な女性が居るというのに、
頭からつま先まで傲慢であり、身の程知らずであり―――そして勇敢だった。
豊姫はそんな少年をつまらなさ気にジトリと見つめ、フィールドで倒れ伏す肥満体の少年と見比べ…

豊姫「(ま、面白いしいいか。 恨まないね、古いレイセン♪)…ええ頼むわね。
イタリアJr.ユース。 第二GKの―――――ブルノ君」

ブルノ「ええ。 この試合、無失点に抑えて見せますよ」

豊姫「(見事よ、輝夜。 貴女のプレイは確かに凄い(ネタ的な意味で)。
SOGK(スーパーお笑いゴールキーパー)として完成しつつあるようね。
だが、私は貴女に、上には上が居る事を知らさなくてはならない。
居るのよ、イタリアには…完成された――――)」


            豊姫「スーパーお笑いゴールキーパーが!!」


悪戯心の塊をその整った顔一杯に湛えて―――イタリアJr.ユースの第二GKを送りだすのだった。


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0ch BBS 2007-01-24