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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】


[232]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 23:54:38 ID:???
トリノ「しめた! 今ならせめてシュートコースをずらすくらいは……!」

バアアアッ! バギイイッ!

トリノ「――だ、ダメか!?」

永琳「(ふむ。 中々やるわね――あの子)」

その中で運よく絶好のポジショニングを見つけたトリノだけが、
自身の持てる最高の力を発揮し…吹き飛ばされずかつ的確に、
そのシュートの威力を若干ではあるが落とすことに成功する。
だが―――希望が見えたのはここまでで、後はひたすら絶望。

バサレロ・マリーニョ・ゴルバテ「「「う、うう……うわぁあああああ〜〜〜〜〜〜〜〜!?」」」

チュッ…ドオオオオオオン!

トリノを除いたイタリアのDF陣。
その全てがシュートの弾道に負けてしまい、遥か遠方のフェンスに激突。
打ちどころが悪く、頭からそこにぶつかってしまったマリーニョに至っては、
ダクダクと血を流し、小刻みに痙攣を繰り返す程となっていた。

ブルノ「――フッ。 だらしの無いフィールダー共め。 その程度のシュートでガタガタ震えやがって」

  ギュウウウウウウウウ……ンンン!!!  ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ――――!

ブルノは、その様相を見ても尚、自分こそがそのシュートを受け止められると信じて疑っていなかった。
何故信じて疑わなかったのは大変謎であるが、兎に角そのシュートが目の前に来て尚、ブルノは猛進を止めなかった。
そして、その結果―――。

ブルノ「このシュートを止めて! 俺は生ける伝説とォ……なる!!」


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