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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】


[234]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 23:57:03 ID:???
実況「き、決まりました〜〜〜!! ゴ〜〜〜〜ル!!
永琳選手、殺意の籠った強烈なバック宙オーバーヘッドキックで、
イタリアフィールダー陣の多数とブルノ選手を血祭りに上げて1点!
やはりロリ・コンナンデス君の抜けた穴を補うには、ブルノ君では荷が重すぎるか〜!?」

永琳「ふう。 ……ちょっとスッキリした」ニコッ

鈴仙「あ、あわわわわ……(ちょっとって……まだあるんですか、師匠……!?)」

永琳のあまりのおぞましいプレーに、腰を抜かすばかりでなくその周囲の地面をも僅かに湿らせる鈴仙。
正直、鈴仙の脳内のどんな妄想よりも永琳の方が怖かった。

豊姫(ベンチ際)「プクク……古いレイセンったらビビり過ぎよ…。
そしてあのGK! 出オチってのはああいうのを言うのよねぇ……」

そして――その一部始終を笑いを堪えながら見守る監督…監督役の豊姫。
彼女はこの混沌とした展開を存分に楽しんでいた。

依姫「……はぁ。 暫く公務で遅れると思ったら、これですか。
折角この世界に来訪しているんですから、楽しむのは良いですが節度は守って下さい」

そして、それを咎めるのは―――彼女の妹である遅刻組の依姫。
この状況を『なんとかする』事の出来る、数少ない人物の内の一人だった。

豊姫「もう、真面目なんだから…。 でもまぁ、このままだとあまりにつまらなくなりそうだしね」

依姫「そうです。 折角の好守が売りのチームで、守備が消えてしまったんですから。
そのようなチーム、カレー抜きのカレーライスと同義。 …それでは、レイセンの経験にならない」

豊姫「(結局、この子ったら何だかんだで古いレイセンが大好きなんだから…。
新しい方のレイセンが嫉妬しちゃうわよ?)――ふぅ。ま、それもそうね。
それなら―――少し、あの子の精神に働きかけてみましょうか」


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0ch BBS 2007-01-24