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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】


[53]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/23(土) 00:39:09 ID:???
――だがしかし、それを除けばオールラウンダーを転じて『器用貧乏』を称されかねない点が、
咲夜の弱点でもあった。現に、タックルを除いた分野に於いても咲夜は優秀ではあったが……

反町「(俺は……負けないぞっ!)うおおおおっ!」

椛「ストリングプレイ、アトミックファイヤ〜〜!(*そんな技ありません)」

咲夜「くっ……(だ、駄目……! 競り、負けてしまうわ。 申し訳ございません、お嬢様ぁ……!)」

ガッシイイイイン!! ……ポロン。 パシッ!

反町「やったぞ!」

実況「そして…反町選手と椛選手が競り勝った〜〜〜!!
メイド業で鍛えられた強靭なフィジカルを発揮した咲夜選手!
二人の好選手を相手にして、ほぼ互角の勝負を演じましたが……
後一歩の所で、競り負けてしまいました! ボールは…中央の椛選手に渡り、
椛選手、そのままバイタルエリアへと駆け上がっていきます!」

咲夜が競り負けてしまった後の紅魔スカーレットムーンズの守備陣は容易い。
現に、前半に反町や椛が放ったシュートに対して、スカーレットムーンズのDF達は
全く触れる事すら出来ていなかった。
そのため、慎重派の椛も、美鈴を警戒こそすれ、妖精メイド達を深く注意する事はしていなかった。

椛「(となると、後はどうフィニッシュするかですね。 反町さんに繋ぐか、
それともやっぱり文さんに流して、そこから必殺ボレーで決めて貰うか――)」

バイタルエリアに到達した椛は、一旦立ち止まり、これからフィニッシュまでの流れを構築して…
美鈴がフィールド上にまで透き通りそうな大声を上げたのは、その時だった。


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0ch BBS 2007-01-24