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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】


[617]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/15(日) 23:55:32 ID:yJ3OpNYI
A:まあ、大丈夫よね……(*後半に移ります)

鈴仙「まあ、これで良いわよね……」

鈴仙は安心して、ハーフタイム終了まで少しの英気を養うのだった。

〜敵チームハーフタイム〜

ブルノ「監督。 ……後半は、俺の出番でしょうか?」

依姫「(無視)皆さん、お疲れ様です。 ―――ですがまだまだ甘い!」

依姫(結局姉と一緒に監督代行をしている)の労いと叱咤の声から、
イタリアJr.ユースのハーフタイムは始まる。

依姫「最初の一失点は……まぁ、仕方がないとして。 そこから同点に追いつけるチャンスが
何度となくあったにも関わらず、一度も実を結ぶ事はなかった。
これは、点を決められないFWは当然としても、チーム全体として、攻撃に掛ける意思が弱い事の表れです。
幾らカティナチオを標榜していても、それは攻撃を疎かにしても構わない…という理屈にはならない事は、
貴方達も充分に知っている筈」

ブルノ「ケッ、ふがいねぇ奴らっすよね監督ゥ?」

カルネバーレ「(無視)…………」

依姫の叱責に対して、特に悔しげに唇を噛んでいたのは…。
好守に支えられて、何度もチャンスを得たにも関わらずGKにすらボールを届ける事が出来なかったカルネバーレ。
そして―――。

ヘルナンデス「(――こんな事を考えていても、醜い言い訳にしかならない事は知っているが…。
やはり考えてしまう。 もしもストラット達が――いや、ランピオン一人でも良い――居たら、
この試合はどうなっていたか、と………)」


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