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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】


[81]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/24(日) 21:31:19 ID:/97sL6Z2

実況「し、試合終了です……! 漸く、試合が終了してくれました……!
紅魔スカーレットムーンズ、久しぶりの練習試合という事でしたが、
結論から言うと、全くその戦術・実力ともに衰えがありませんでした……!
最後のフランドール選手のシュートは……只今看板にめり込んでおりますが当然ながらゴール。
つまり――――8−1! 8−1という絶望的大差! サッカー史上でも珍しい点差の勝利を見せてくれました…!」

観客「ウ…ウ…ウワアアアアアアアアアッ!?」「な、何だよアレ…?」「ヒイイイイイイイイッ!?」
「誰だよ、スカーレットムーンズが弱体化してるなんてデマ言った奴は!」「いや、10−0とかと比べたら…」「おいやめろ」

咲夜「お疲れ様です、お嬢様」

美鈴「ううう……今日は運よく1失点でしたが……やっぱりGKは難しいです…」

試合終了後。圧倒的な攻撃力に対して怯えを隠せない実況と観客の声をBGMに、
レミリアの元へと彼女の仲間―――咲夜や美鈴、そして小悪魔にパチュリー、フランが自然と集まって来る。
その時のレミリアの表情は、大差を挙げて勝利したというのにどこか深刻な様子に見えた。

レミリア「……今日の試合、私達は勝つことが出来た。
しかし――ここから勝ち続ける事こそが重要。 これはあくまで前哨戦に過ぎない」

咲夜「お嬢様……」

パチュリー「あら、宣戦布告は上手くいったじゃないの。
この点差なら、充分にルナティックスの面子に贈る立派なプレゼントと思うけど?
――結局、この試合で彼も使っては居ないのだから、サプライズも効いているでしょうし」

レミリア「――ああ、ううん。 それについては良いのだけれど。
私が言っているのはそう言う事ではなくてね。 この勝利を受けて、決して慢心するなという事よ。
具体的には――――」

美鈴「……次の、永遠亭ルナティックス戦ですね」


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