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【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】


[139]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/31(火) 23:39:37 ID:???
C:コンビプレイの練習をする(コンビプレイの練習をします。効率は通常練習よりも落ちます)(現在:15/20P)

鈴仙「当然、コンビプレイの練習よ!」

てゐ「鈴仙も懲りないねぇ〜。 仮に今日、明日の練習で完成したところで、
すぐに実戦…ってのは厳しいだろうに」

鈴仙「でも、完成するには早いに越した事は無いし。 それにさ、てゐ。
―――なんだか、完成するようなビジョンが有るような気が…しない?」

てゐにやる気を出させる為に、鈴仙が何気なく放った一言。
しかし、この一言がてゐの脳裏にある閃き…気づきを齎していた。

てゐ「(…あれっ? でも確かになんか……完成しそうなビジョンがある、よう、な……?)」

脳内練習試合は、基本的に鈴仙の脳内の出来事ではあるが……これは鈴仙の単なる妄想ではない。
試合の最中、彼女は狂気の瞳越しに特定の『波長』を発しており、
それが時折……彼女の周囲の選手の成長を助長する作用を持っている。
そのため、鈴仙の台詞をトリガーとして、てゐは…イタリア戦での信じられないキックオフシュートからの、
鈴仙の信じられないスルーの感触。 そしてタイミングを無意識に想起していたのだ。

てゐ「……そんなら、やってみようか。 今日がダメでも、明日にイイトコまで行く可能性は大いにあるし」

鈴仙「てゐ…! ええ、それなら10分後にルナティックスの練習場でね!」

てゐの承諾を得て、鈴仙は小気味よく駆けだし準備に向かう。 てゐはそんな鈴仙の後ろ姿を見て―――。

てゐ「……あーあー、嬉しそうに走っちゃって。 転ばないか心配だよ… ―――あ、転んだ」

…と、さも彼女の母親のような様子ではぁとため息を吐くのだった。


0ch BBS 2007-01-24