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【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】


[63]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/28(土) 01:24:17 ID:0jTiJ9CI
マンチーニ「(カルネバーレのヘディングはGKまで届かず、もし届いてもほぼ確実に防がれる。
タルデリを軸とした奇襲も、一旦タネが割れている以上二度は通用しない。
そして……強引なドリブル突破を繰り返し、逆転…いや、同点にまで持っていく事は、時間が許さない。
もう……終わりだ……!)」

カルネバーレ「…ちくしょう。 やっぱり、俺じゃぁイタリアのFWは勤まらねぇっていうのかよ…!」

そして、その士気の減退はイタリアJr.ユースの他のメンバーにも確実に伝播する。
冷静なマンチーニに至っては、後半15分で2点差となった以上、もはや勝機は考えられないとすら断じていた。
そしてその分析は一見無気力さの発露にも見えるが……イタリアJr.ユースの攻撃力不足を加味すると、
充分論理的かつ現実味溢れるものであった。

鈴仙「(……え? 何で入るの……? 私がさっきまでアレだけ頑張っても入らなかったシュートだよ…?
何で、こんなのっておかしいじゃないのよぉ……!)」

そんな中、ひたすらブルノを挑発していた鈴仙は……この状況に対してあまりに理不尽さというか。
具体的に言えばダイス運の無さを恨めしく思い、ギリギリと歯を食いしばっていた。

中山「(鈴仙さん、本番に弱いのか……? しかし、この試合俺はあまり活躍出来なかったな。
……やはり、まだまだと言う事か)――イタリアの士気は目に見えてガタ落ちだな」

永琳「そうね…。 だけどこうなってしまっては、相手が奮起しようとも…精々2点差が1点差になる程度でしょうね。
ここはもう、時間も少ないけれど。 流してしまっても良いのではないかしら? …ねぇ、ウドンゲ」

鈴仙「……は、はい! 良く分かりました!」

永琳「あのねぇ。 ホントは分かって無いでしょ、それ? そういうヨイショ癖というか適当に返事する癖、直した方が良いわよ?」


0ch BBS 2007-01-24