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【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】


[713]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/17(金) 23:52:13 ID:???

★佳歩→ドリブル 47 ( ハート4 )( 1 + 6 )+(頭脳的なドリブル+3)=57★
★レミリア→タックル 49 ( スペードQ )( 5 + 4 )=58★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてスカーレットムーンズのスローイン

佳歩「う、うわあああああああっ!(――と、大声を出せば、敵は私が直線的に突破すると思い込んでくれる!
その隙を狙って……!)」

佳歩はレミリアに向かって吼えながら走った。
反則も厭わぬ決意で、真っ直ぐにレミリアを抜き去ろうと考え、持ち前のスピードを最大限にまで高める。
……佳歩以外の者は、そう推測していた。

レミリア「(足捌きはそこそこに見えたが…焦りに技を捨てたか)」

そして、あのレミリアさえも、佳歩という選手が普通の名も無き選手と同じように突貫を試みたのだろうと、
軽挙な勘違いをしてしまっていた。 ……本来の佳歩は、普通の名もなき選手が持たぬ程の能力を持つというのに。

佳歩「(来た! そして後は――)ここです!」

ダダダダダッ……ギュンッ! ピタッ!

レミリア「!?」

レミリアがそのタックルの勢いを落とした頃を見計らい――佳歩は急速に速度を減じる。
佳歩の実力を過小評価していたレミリアにとって、その動きは想定外だった。

佳歩「(や、やった! 私でもレミリアさんに通じるんだ! 後は……)」

レミリア・スカーレットを相手に、自分のフェイントが通じた。
この快挙に佳歩は喜びに包まれて……一つ、重要な事実を失念してしまっていた。
それはつまり――。


0ch BBS 2007-01-24