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【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】


[758]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/18(土) 22:47:08 ID:LXZyqXOo
シュッ……クッ! ポーン!

永琳「残念、それも織り込み済み」

――永琳はその状況を読み、僅かなキックで回転に変化を加えていた。
一度咲夜が弾いたボールはフィールドの芝生に落ちると、
そこからまるでボールが意思を持ったかのように、永琳の足元に戻る。

咲夜「そ、そんな事が…!?(――申し訳ございません、お嬢様…!)」

その様子は、咲夜の技巧も月の頭脳を以てすれば、そのギミックの一つにしかならないと、永琳が嘲笑っているかの如く。
瀟洒な従者は思わず狼狽し、そして、自らの未熟さを恥じるを得なかった。

妖精メイド達「と」「め」「られませ〜ん!?」

そして、タックルについては幻想郷でも最高クラスの能力を誇る咲夜ですら永琳に適わなかった。
となると、その後に続く妖精メイド達では荷が重すぎた。
彼女達はまるでその場に居なかったの如く、永琳のドリブルを妨げる事すら無く素通ししてしまう。

観客「永琳選手、凄い凄い! あの咲夜をも抜いて何と4人抜きだ〜〜〜!!
こうなると残るはGKの陸選手一人! 紅魔スカーレットムーンズ! 再び失点大ピンチです!!」

陸「って、ちょっとちょっと! 話が違うアルよ〜〜!?」

美鈴「大丈夫です陸君! 一対一はむしろ君の得意とする所!
拳法の間合いと読みを、そのままサッカーに応用すれば良いんですから!」

陸「そんな事は分かってるアルけど……いや、ちょ、段階があるアルよ〜〜!?」


0ch BBS 2007-01-24