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【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】
[804]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/01/19(日) 22:34:56 ID:kX0khEAo
A:「ドンマイドンマイ。 次はきっと抜けるわ」明るく慰める。
鈴仙「(思いつめる性格の子だし、変に深く突きつめなくても大丈夫よね)
――ドンマイドンマイ。 次はきっと抜けるわ」
鈴仙は佳歩の性格も考慮して、出来るだけ明るい雰囲気でフォローを加える。
難しく解説を入れることや、厳しく檄を飛ばす事は却って逆効果になるかもしれないと考えての事だった。
佳歩「は、はい……ありがとうございます(う、うう〜ん。 でもホントはあそこはドリブルをすべきじゃなかったのかな…。
それとも、う〜んとえ〜と……)」
鈴仙「(――ま。 そんな事言っても佳歩の事だし、やっぱし考えたりない…って感じよね)
……変に気負わないのよ、佳歩。 ルナティックスには、師匠も居るし、パスカル君や中山さんに、一応…私だって居る。
さっきだって、佳歩はボールを取りこぼしたとはいえ、それをパスカル君がフォローし、師匠が決めてくれたじゃない。
だから、もし考えるとしたら……自分だけじゃなくて、仲間の事も考えてみたらいいかもよ?
失敗しても良い。 そのくらいで、仲間は――少なくとも、私は。 佳歩の事見限ったりしないわ」
しかし、ただ明るい言葉を掛けるだけという行為が無責任であるという事も、鈴仙は知っていた。
だからこそ、佳歩が考えすぎる原因となっているであろう不安を取り除いてやりたい一心で、そのように呼び掛ける。
鈴仙「(タハハ……何言ってるんだろう、私。 人に言っておきながら、これって自分にも言える事よねぇ…)」
その言葉はある意味、鈴仙自身が一番誰かに投げかけてやりたい言葉でもあった。
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0ch BBS 2007-01-24