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【ディアスの】キャプテン霧雨99【出来ないこと】
[691]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2014/02/22(土) 01:10:35 ID:???
ディアス「んだよパスカル、あいつらはあんなもんだろ」
軽口と共に、パスカルの肩を叩く人影。
振り返るまでもない。今しがたサイクロンを撃ち、疲弊しているはずの相棒だ。
パスカル「ディアス…!?」
ディアス「それよりもだパスカル、次は1点を頼むぜ。
さすがにあんな極端な陣形はカウンターで対応してこれないはずだ。
ここで何とか奪い返して、同点に追いつく」
その彼の言葉に、パスカルは自分の思考を恥じた。
サイクロンを勝ちを確定させるために使いたかったのは間違いがない。
だが、ディアスはこの状況でも勝利を諦めてなどいなかったのだ。
………
魔理沙「……いてて」
事態に気付いた観客たちの割れるような歓声に、ようやく魔理沙は意識を取り戻した。
やはりというか、サイクロンは止められなかったらしい。
それは自分の周囲の惨状が物語っているし、自分の吹っ飛んだ衝撃からも理解していた。
魔理沙「(1点差か…だが)」
しかし、サイクロンの消耗はかなり大きいはず。
今までのように1vs1ではなく、こうしてディアスを消耗させられたのは大きいはず。
この状況は、むしろ構想通りと言える。
魔理沙「(…大丈夫だ、1点差に縮んだとはいえ勝ちは近づいてる)」
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0ch BBS 2007-01-24