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【ディアスの】キャプテン霧雨99【出来ないこと】


[756]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2014/03/06(木) 01:37:40 ID:???
実況「ダメだ〜〜〜〜っ!!パスカルくん、ボールをキープしきれない〜〜〜〜っ!
    早苗くんがボールを奪う!またも守矢の攻撃です!試合終了までにもう1点を追加するのかァ!」

人里MFU「クソッ、こいつだって疲労してるのに…!?」

人里MFV「と、止まってくれよ〜〜〜!!」

早苗「どんなに疲労してようが!有象無象ごときに負ける私じゃないんですよ!」

ドッガァァァッ!!!

人里MFU「チク……ショウ……」

早苗「さあ、後はそこの役立たずのDF共だけですね」

体格差、残り体力、男女差、そんなもの知らぬとばかりの強烈な突進に吹っ飛ばされる2人。
早苗は人里を嘲弄しながら突き進み、誰一人それは止められない。
いや、彼女ならばと人里の選手たちは彼女を、チームをまとめていた慧音へ視線を集める。
その彼女の頭にあったのは自分のチームを馬鹿にされた怒りでもなかった。
そもそも、早苗の言葉も行動も頭の中に入ってこなかった。

慧音「(何をしていたんだ、私は………!)」

疲労困憊をしていたディアスの姿を見たその時、慧音の中の迷妄が嘘のように消え去った。
ディアスに任せ、自分たちが守れば勝てる。それが甘すぎる見通しだということが、今になって身を切るように実感できる。
だが、ディアスがあのフォーメーションでどう戦おうとしていたのだろうか。
その意図は彼女には未だ掴めない。だが、しかしそれでも一つ、慧音にもわかったことがある。


0ch BBS 2007-01-24