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【ディアスの】キャプテン霧雨99【出来ないこと】
[790]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2014/03/08(土) 02:12:49 ID:???
>>F 783
魔理沙「(そうか……)」
ディアスは人里の選手たちを認めていないし、敬意を払ってもいない。
その姿は、もう守矢からは脱退してしまった己の弟子を想起させた。
だが彼女とは違い、ディアスは彼なりの形でチームメイトと折り合いをつけている。
ぬえにも、そのように折り合いをつけられるような考えができたのではないだろうか。
今更になって、後悔の気持ちが魔理沙に浮かんでくる。
魔理沙「(ディアスだってそうだし、私もそうだ。色んな考え方がある)」
チームメイトを嫌っていた彼女を、仲良くできないものかとばかり考えていた。
そこにぬえの考えを理解しようとする試みはあっただろうか。
もちろん、そんなことはなく…ぬえの考えをチームの和を乱すことと、ひたすらに矯正しようと考えただけだった。
ディアス「なんだよ、神妙な面して」
魔理沙「……いや、悪かったよ。孤独なんて言って。
でもまあ、私のフランスでの苦労はよくわかっただろ?」
ディアス「ま、そりゃあな。無能な味方が最大の敵とはよく言ったもんだぜ」
それについては異論はないらしく、些か疲れた様子で笑う。
どんな状況でも勝利を目指すディアスではあるが、その状況について何も思わないということではないのだ。
…ただ、最後の慧音ばかりは、彼にも今までとは違って見えたのだが…。
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0ch BBS 2007-01-24