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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】
[288]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/02/03(月) 23:56:18 ID:???
中山「(鈴仙さん……君は永琳さんの言う通り、とてもたんじゅ…失礼、素直で好感の持てる少女だと思う。
だがしかし――。 それでは駄目なんだ、鈴仙さん。 俺や永琳さんの後ろに立つだけでは。
もう間もなく、君には巣立ちの時がやって来る。 それは鈴仙さんがこの道を進む以上…絶対にだ。
だから君は……俺や永琳さんの物ではない、自分自身の道を見つけるべきなんだ)」
――皆に認められたい、中山のような信念を持ちたい、永琳と肩を並べられる選手になりたい。
鈴仙のサッカーにおける願いは、決して低俗な物ではないし、貧弱な物ではない。
しかし、鈴仙の願いには――肝心の自分自身が欠けていると、中山は思った。
中山「(……俺は過去の君を知らないが、皆の話を聞くに、やはり大きく変わったのだろう。
しかし――君は俺では無いし、永琳さんでも無いし、どこかに居る「理想的な選手像」ではない。
君は…君でしかないんだ。 それだけは、忘れてはいけない。
それが無くては、君はいつまで経っても、本当の意味で自立出来ないからだ。
俺や、永琳さんやてゐさんや輝夜さん達、もしくは観客達にとって都合の良い、愛らしい子供にしか成り得ない……)」
鈴仙は変わる事が出来た。 だから次は、その中での「自分らしさ」を再び探求する必要がある。
しかし、その目標を達成するには――鈴仙が、自らの力でその目標を発見し、達成方法を模索しなくてはならない。
そのため、あの時中山は言わなかった。 …それが、結果として鈴仙を苦しめることになると知っていても。
*中山の評価値が大きくあがりました。
*中山の評価値が一定値を超えたため、特別イベントが試合後発生します。
*中山の鈴仙に対する評価が、中山→(強い友情と強い心配)→鈴仙 になりました。
*鈴仙の中山に対する評価が、鈴仙→(感謝)→中山 になりました。
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0ch BBS 2007-01-24