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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】


[298]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:28:45 ID:???
咲夜「仰せのままに、お嬢様(この溢れるカリスマ…これこそが、私達のお嬢様ですわ!)」

美鈴「はいっ! がんばります!(私にも、私なりの役割がある筈……。 今は、それを完遂するしかありませんっ!)」

パチュリー「………(やはり、ことチームの士気を高める事に関しては、レミィは生まれながらの天才。
さあ――どうする鈴仙? この天才だらけのピッチ上で、貴女なら何を考える? どう行動する?
私の弟子を名乗るには、この程度の課題は乗り越えて貰いたいわね…)」

小悪魔「はい!(私の役目は、前半と同じく兎に角パスを通し続ける事。
たとえ一芸選手と皆に笑われようとも、これだけがパチュリー様から与えられた…私の武器なんだから!)」

陸「了解アルよ〜(朕は…金と名声が得られるなら何でも良いアル。
でも、それが得られるというのなら――誰よりも、真摯になれる自信があるアル)」

フラン「なーんだ。 ようするに、力を示せばいいのよね? フフフッ…かんたん、かんたん♪」

彼女が言葉を言い終えた後、紅魔スカーレットムーンズのメンバーの士気は…目に見えて向上する。
あくまで勝利を求めるレミリアのスパルタ的指導と、彼女の持つ天性のカリスマ。
スカーレットムーンズには咲夜やパチュリーなど、一定以上の知力を持った選手は居るが、
それでもやはり…こと統率力にかけては、レミリア・スカーレットこそが至上。
フランドールの狂気をも(際どい所ではあるが)抑え付けられるのも、彼女の支配力が高い事を証明していた。

レミリア「(……そして鈴仙。 私が試してあげる。 貴女が幼年期を超えて、更なる高みへと向かう事が出来るのか。
それとも、また前のような脱走兵に成り下がるのか否か。 貴女が辿り得る「運命」を――)」


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0ch BBS 2007-01-24