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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】


[333]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 00:54:08 ID:???

その仕組みも、永琳にとってはさして難しい事では無かった。
パチュリーの技は確かに幻想郷でも最高レベル…いや、最高に近い物であったが、
実践不足と持病の喘息の影響か、その技の出だしがやや遅い。
勿論、遅い――とはいえども、それは他の一流選手と比べてではあるが…永琳にとっては、それで充分だった。

実況「あ……あっ…! あああ〜〜〜っ!? 永琳選手、なんとあのパチュリー選手から、いとも容易くボールを奪いました!
確かにここはパチュリー選手にとっても完全に有利とはいえない場面ではありましたが…!
それでも、ボールをそのまま奪われてしまうのは完全に想定外! スカーレットムーンズ! 一気に大ピンチだ〜〜!?」

レミリア「パチェ……。 次やったら、肺にコークスクリューブローね」

フラン「なーにが賢者よ。 結局、見かけ倒しなんじゃないの?」

パチュリー「む…むぎゅぅううっ…――ま、まだ次があるわ! 急いで戻るのよ!?」

レミリアとフランの辛辣な駄目だしにも何とか耐えたパチュリーだったが、
彼女のミスによって試合は大きくルナティックス側に傾いた。
永琳は既に、レミリアやフランがフォローも出来ないような位置にまで達しており。


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0ch BBS 2007-01-24