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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】
[626]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/02/14(金) 23:59:35 ID:???
A:「――ウジウジ悩んだって駄目。 したい事をやり抜くのが、一番後悔しないわ」FWを勧める。
鈴仙は、佳歩に対して投げかける言葉を丁寧に、丁寧に悩んで選んで…。
鈴仙「――ウジウジ悩んだって駄目。 したい事をやり抜くのが、一番後悔しないわ」
佳歩「鈴仙さま、それって……!」
鈴仙「…おっと。 これ以上先を言っちゃうと、私の指示みたくなっちゃうからね。
少なくともサッカーでは、私はあくまで佳歩の「相棒」なんだもの」
鈴仙は、佳歩に対して一般論を投げかけた。しかし、その一般論は――この二人について言えば、とても特別な言葉だった。
佳歩「(あの時と、同じだ……!)」
佳歩がまだ伸び悩んでいた頃。 …正確には、彼女がまだウサギAと呼ばれていた頃。
鈴仙は自分に対して、恋愛小説を引き合いに…そう背中を押してくれた。
自分の感情に、正直に動く事が大事。 先にいくら考えすぎても、何もしなければ物事は変わらないのだ。
だから、事前の分析結果が、如何に自分に対して不利な物であっても――。
佳歩「――鈴仙さま。 私、やります! …鈴仙さまのツートップとして恥じないような。
立派な…センターフォワードになって見せるんだから!!」
――それでも、ひたむきに、真っ直ぐに突き進む。それこそが、因幡 佳歩という少女の唯一のとり得なのだから。
鈴仙「そう、その意気よ佳歩!(――と、言ってる私ももう少し精進が必要なんだけどねぇ。
佳歩がFWになって、私が何時の間にかMFとかSBとかになってたら笑えないし……)」
…そして、鈴仙も密かに更なる精進を誓っていたのだが――それはまた別の話である。
*佳歩の選手としての成長志向が、CFWにより強く向かいました。
*佳歩の評価値が上がりました。
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0ch BBS 2007-01-24