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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】


[627]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/15(土) 00:00:38 ID:???
こうして、鈴仙と佳歩が互いに誓いを交わしていた所に…永琳があきれ顔を浮かべながらスッ、と現れる。

永琳「…さて。 お熱いところ、申し訳ないのだけれど」

鈴仙「――ふえっ?」

パスカル「――皆で、これからの動きについて確認していたんだよ、レイセン、そして…カホ」

佳歩「そ、そうだったんですか〜!?」

てゐ「まったく、アツくなると周りが見えなくなるのは二人ともおんなじだねぇ」

鈴仙「す…すみませぇん……」

――そう、試合はまだ終わってはいない。
紅魔スカーレットムーンズはほぼ虫の息である事には間違いが無いのだが…それでも、まだ死んではいないのだ。
レミリアが静かな怒りに打ち震え、フランドールが狂気を増幅させ。
――パチュリーもまた、内心で冷や汗をかきながら更なる戦略を必死で考えている。
試合は、まだロスタイムも含めると20分程度が残されていた。

慧音「――とはいえ、こうなった以上作戦の幅は驚くほど少ない。
フォーメーションを大きく引き、守備を固めた上でボールを奪ってしまう。
そうすれば、後はただパスワークを繰り返せば良いのだから」

妹紅「それがメインで…後は、ボールを奪ったらパスワークじゃなくてカウンター攻撃に出て、
点差を更に稼ぐとかもアリかしら?」

輝夜「いっその事、このまま攻撃の布陣を捨てずにひたすら点差を拡大する作業に出るのも良いわね!
レッツ・陵辱タイムよ!!」

永琳「――姫様、その言葉は適切じゃない上に、一種のフラグ立てっぽいから止めなさいな…。
でも、まぁ……選択肢としてはこの3つになるでしょうね」


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0ch BBS 2007-01-24