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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】


[746]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/16(日) 22:05:53 ID:eBegalTw
鈴仙「う、うそぉっ…!? どうしよう、ホントに逆転されるんじゃぁ……!?」

パスカル「落ち着け、レイセン! 俺達は、判断自体は間違ってはいないんだ。
それに、幸いに次はこちらのマイボール。 慌てずに遅攻で、少しずつラインを押し上げていけばまだ分はある」

永琳「――という局面に、パサーのてゐが抜けたのは辛いわね。
私のパスも、あのもやしの貴公女…パチュリー・ノーレッジに確実に通用するとは言えないし。
彼女が戻って来るまでの数分は、遅攻を選択するにしても、先程と同じようなパスワークをするにしても。
不安定さが付き纏って離れないでしょうね」

ウサギB「てゐ様は何と言うか、縁の下の力持ち的な選手でしたしね…」

佳歩「あ、あのー。 それじゃあ逆に、思い切って攻めちゃうってのはどうでしょうか?
そうしたら、中盤さえ突破出来れば1点は取れそうですし…」

永琳「それも選択肢としてはアリね。 ただ――失敗した時のリスクは、遅攻よりも大きくなるわね。
相手に同点どころか逆転のチャンスすら与えかねないかも」

妹紅「それじゃ、いっその事キックオフシュートは?」

慧音「いや。 それは少し厳しい気がするぞ…? それに妹紅は守備の要だ。
ここで妹紅にシュートを撃たれて消耗されては、成功しても失敗してもリスクが高い。
(鈴仙だったら成功するかもしれんが…それでも、キックオフシュートなんて――決まるのか?)」


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0ch BBS 2007-01-24