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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】


[760]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/16(日) 22:46:58 ID:eBegalTw
A:私と師匠による必殺ワンツーです!(鈴仙側の威力:51)60消費

鈴仙「私と師匠による、必殺ワンツーです! これが一番確実に、紅魔の中盤を突破できます!」

永琳「成程ね。 …確かに、紅魔スカーレットムーンズの中盤を突破する可能性は、
それが一番高いかもしれない。 ドリブル突破を敢行するにしても…咲夜の危険性は無視できないものね」

永琳の言葉に対して、鈴仙はコクリと頷いた。
ひょっとしたら最後の攻防になるかもしれないこの局面。

鈴仙「(ここで活躍して、少しでも皆からの評価を高めなきゃ……!)」

鈴仙は密かに燃えていた。 これまで永琳やレミリアの影に隠れて目立たなかった自分をアピールしようと。
自分だって、努力すれば天才に並べる――そして追い越せるのだと。
その手本を見せてくれた中山のように、自分もなりたいと思っていた。

レミリア「…………」

そして、疲労から僅かに息を荒げながらもその様子を見守っていた幼き紅帝は…。

レミリア「(――大丈夫。 あの子はああしている限り……きっと勝てない。
そしてそれは即ち――私達の勝利に繋がる筈。 ここは、パチェ達を信じるのよ)」

彼女がこの試合最も警戒していた鈴仙を一瞥し。

レミリア「さあ、皆。 ――後少しよ。 後少しで……真の強者が決まる。
そしてそれがどちらであるかは、貴女達ももう分かっている筈。 だから――最後まで、攻めきるのよ!」

スカーレットムーンズメンバー「「「おう!!」」」

残り僅かになった勝負の顛末をチーム全体で見届けるべく、
チームメンバーに対して再び熱狂的な号令を掛けるのだった。


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0ch BBS 2007-01-24