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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】


[949]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/21(金) 23:45:01 ID:???
★今度こそホントにこの試合最後の判定→ スペード6 ★
ハート・スペード・クラブ7以上→永琳「!?」 レミリア「貰った!」永琳に対してレミリアがタックルに向かう! しかし……

レミリアの狙いは最善だった。 実際、永琳はレミリアの奇襲に僅かに動きを硬直させたし、
これを機に得意のタックル勝負へと持ちかける事に彼女は成功していた。
しかし―――結論として、彼女はあと僅かでこの賭けに敗北する事となる。

レミリア「――ァァアアアアアッ……!!」

永琳「……!」

永琳は瞬時に悟った。 ……レミリアの動きが、予測以上に鈍い。
当然、疲労も原因にはあるだろうが――それを換算しても尚、彼女のタックルはその決死さに反して鈍かった。

永琳「(…そう言う事。 だったら僥倖)」

スッ―――シュパッ! …バッコオオオオオオン!!

永琳はドリブルでレミリアを抜き――そのままフィードを上げる。 元々高い実力を持っている上に、
レミリア自身のプレイの精度が著しく落ちていた以上、その結果は必然だった。

レミリア「(くっ……勝てていた勝負の筈が! 一体何故……――って、そうか)」

レミリアは、ここで漸く気づいた。 本当の最後の最後に賭けに敗北した、その原因に。

鈴仙「はぁ……はぁ……はぁ………!」

レミリア「……やはり、お前が原因か」


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