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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】


[956]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 12:52:40 ID:a4qR9OM6
【埋めネタ・鈴仙の秘密兵器。その名は…!?】

ある日の練習中。
輝夜と妹紅はまた相変わらず、軽口の叩きあいをしていたが。

輝夜「今さらだけど、ウチのチームって私が居ないとヤバいんじゃないの?」

妹紅「それは無い。 ――と、つい条件反射で返しちゃったけど…続けてみなさいよ」

ここで輝夜は珍しく、永遠亭ルナティックスというチーム全体の話に言及を行った。
普段は輝夜を冷たくあしらう妹紅も、少し珍しさを感じて輝夜の会話に応じる。

輝夜「…いやね。 ほら、ウチのチームって、控えのGKが全然居ないのよね。
まぁ、一応モブイナバを活用出来るようにはなってるけど、それじゃああんまりだし」

妹紅「――確かに、輝夜が退場になったり、体力切れになった時。
誰が交代として出るかはしっかり考えておく必要はあるわね」

鈴仙「(あれっ……何か姫様と妹紅が珍しくマジメそうに相談してる。
こりゃあ、良くない事の前触れかしら……)――姫様? 妹紅? 一体何を相談してるんですか?」

――その様子を通りがかった鈴仙が見つけ、訝しげに二人の会話に混ざろうとすると。

妹紅「あっ、鈴仙。 丁度良い所に」

輝夜「イナバ改め鈴仙! アンタ、何か良さげなモブイナバ知らない? GK能力に優れたヤツ」

鈴仙「は、はぁっ? そんな事言われても、サッカーの上手い子はもう既にルナティックスのメンバーに
組み込まれてると思いますけど……」


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