※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】
[115]2 ◆vD5srW.8hU
:2014/05/01(木) 00:24:44 ID:EFIEpwVQ
それぞれの事情でチーム内から孤立している者達も居る。
日向と若島津は仲が良い者がおらず、彼ら自身も親交など求めていなかった為この時も二人きりだった。
日向「若島津、お前はこの大会の後はどうするつもりだ?」
若島津「はい、いくつかそれなりのクラブから接触されていますがあまり有望な候補はありません。
ある程度の妥協は必要となりますが、選手を育てて売るタイプのクラブに行こうと思っています」
日向「そうか…言うまでもないが、俺は最初からビッグクラブを狙うぞ。既に列が出来ているからな」
若島津「そうですか…そうでしょうね」
日向「若島津、今更俺から慰めだの激励だのつまらん物は期待していないだろう。
俺はお前を利用する。お前は俺を利用する。それが俺達の関係だったし、これからもそうだ。
周囲は仲良くしているんだと捉えるだろうが、価値観と人生観が似通っているだけの話だ」
若島津「はい。貴方も俺も自ら望んで戦いに明け暮れる修羅です。今俺達の力の差、
立場の差は歴然としていますが…いずれは貴方の首を貰い受けに行きますよ」
日向「それでいい。それが勝負の世界の鉄則だ。どんな屈辱にまみれようとも、
どんな強敵が表れようとも、最後に生き残った奴が勝ち…これだからサッカーは止められんぜ」
若島津「他者を屈服させる喜び…チームスポーツなのにそれがある。堪りませんね」
スポーツマンシップと言う言葉を鼻で笑いたがるこの二人は上機嫌だった。
望んで修羅道を歩む彼らの先にも栄光が見いだせない訳ではない。
勝負の世界に身を置く者達は誰しも多かれ少なかれこの様な覚悟を強いられるのだから。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24