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【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】
[143]2 ◆vD5srW.8hU
:2014/05/22(木) 00:33:27 ID:gugwJp/c
赤井「(やっぱり誰も来ていないか…ひょっとしたらって思ってたけど、家出息子だもんなあ…
しょうがない、プロになるまでは認めてもらえないって覚悟していたんだ。後ちょっとの辛抱だ)」
赤井の事情も似た様な物だったが、彼の場合実際に高校を中退してイタリアに飛び出ると言う極めて無謀な
冒険をしていた。勿論家族がそんな事を了承してくれる訳がなく、僅かなバイト代と共に家出同然に
イタリアに飛んだ赤井は早田以上に家族との亀裂は深刻だった。その分申し訳なく思う気持ちはあり、
現所属クラブのサンプドリアと正式にプロ契約したら頭を下げに一度帰国しようと決意していた。
政夫「おい見ろよ和夫。俺達以外にも家族が来てくれなかった奴らが居るみたいだぜ」
和夫「ホントだ。きっと似た様な事情なんだろうなー」
政夫と和夫もまた応援に来てくれた家族が居ない者の一人だった。
秋田で温泉宿を経営する彼らの両親は息子たちが進学や就職にサッカーをする事に反対していた訳ではなく、
むしろ経済的な余裕のせいで息子たちが何をしていようと気にしない放任主義者達だった。
立花兄弟が何時も一緒に居たのは両親に構って貰えない寂しさを埋める為だったのかも知れない。
井沢「(ああ…うざったい。女共がうざったい。くそっ、あいつらに罵声を浴びせられたらどれだけ気持ちいいか…
ただの八つ当たりだとは分かっていてもやりたいぜ。サッカーの事何も分かっていない癖に応援なんかするなよ…)」
井沢はなんと同年代や後輩の女子のファンクラブが彼をここまで追いかけてきていたが、
彼には全く嬉しくない出来事だった。外見の良さ故に異性からの人気が高い彼だったが
自分の実力や立場や才能に大きく不満を持つ彼は活躍していなくてもチヤホヤしてくる存在は迷惑なだけだった。
出来るのなら大声で罵りたいのに友好的に応じないといけない彼の笑顔は相当固い物だったと言う。
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0ch BBS 2007-01-24