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【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】


[313]2 ◆vD5srW.8hU :2014/08/28(木) 00:34:23 ID:gHTx8UN6
翼「(俺が憧れつづけたブラジル相手に1−0か…出来過ぎにすら感じるな。このままで行く筈がない)」

全日本ユースの中でもっともブラジルと縁が深い翼は現状を喜んでいなかった。
このまま行けば勝てる、などと楽観的に思うには彼のブラジルで培った経験と敬意は大きすぎた。
プロデビュー後のスランプを乗り越えた経験が彼には元から少ない油断と言う感情を完全に除去していた。



森崎「(なんか…落ち着かねえな。プレッシャーを感じているのか?この俺様も人の子だって事かな)

キャプテンであり正GKでもある森崎は苛立ちにも近い心境を持て余していた。
彼は間違いなくメンタルの強い選手ではあったが、それでもこんな大舞台では流石に緊張する事がある。

森崎「(いや…それだけじゃない。これはプレッシャーだけじゃない…だけど、何なんだ?)」

しかし今彼が感じている物はそれだけではなかった。その正体が分からない故に彼は苛立っていた。



見上「(誰も一言も発しないな…だが無理に騒ぐよりこの方がいいかも知れん)」

結局ハーフタイムの後半は誰も口を閉ざしたまま静かに時が経つのを待っていた。
誰もが覚悟していたのだ。後半はより厳しい展開になりそうだと。

だが誰もアルツール・アンチネス・コインブラの脅威だけは分からなかった。見上と井出は固く口を閉ざしていた。
前日に決めた通り、訳が分からない事が多すぎて教えない方が良いのだと言う結論に従って。



後半戦まで後数分…


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