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【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】


[379]2 ◆vD5srW.8hU :2014/10/02(木) 07:30:00 ID:fqDm/L1s
賀茂「…冗談じゃねえぜ。折角ここまでリードしてきたのに…」

片桐「ブラジルのチーム力に押された形ですが、そのキッカケをもたらしたのは間違いなく…」

陽子「ねえ兄さん!何なのよ、誰なのよあのコインブラって!あんな選手の情報なんて無かったじゃない!」

片桐「…伏せていたのだ。謎が多すぎる上に、信じ難い力の持ち主だったのでな…」

賀茂「俺達だって偶然手に入ったビデオで少し知っただけだったんだよ!」

陽子「そ、そんな…そんな…じゃあ!じゃあ私達は負けるって言うの!?何処の誰かも分からない選手が
いきなり出てきて俺が最強です、貴方達の優勝は有り得ません、残念でした…で納得できるの!?ねえ!」

片桐「………納得する、しないではない。サッカーは理不尽で残酷な事だらけだ。あのコインブラが
何者かは分からないが、正式に選手として登録されている以上、我々に出来る事は…」

陽子「………出来る事は?」

片桐「信じろ…神になんか頼むな。選手達を信じろ」

陽子「!!」

賀茂「…ま、結局はそれに尽きるわな。俺が後10年若けりゃフィールドに飛び込んでやるんだが」

陽子「10年じゃとっくに三十超えてるでしょ…そもそも全盛期ですらブラジルと戦うなんて夢のまた夢だったじゃないですか」

賀茂「おー、落ち着いて何時もの毒が吐ける様になったか?んじゃ、黙って見てろ」

片桐「(ほう…陽子を賀茂さんに預けて正解だったな)」

陽子「(有三………私はただ見ているだけしか出来ないけど…なんとかして…!)」


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