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【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】
[69]2 ◆vD5srW.8hU
:2014/03/27(木) 22:37:58 ID:iCDniYl6
見上「二つ目は…お前の指揮能力、そして勝負運だ。お前はここまでキャプテンとして、正GKとして
日本に数々の勝利をもたらしてきた実績がある。この問題児集団をまとめる一番の問題児としてな」
森崎「…最後の一言のせいで全然褒められている気がしないんですが!?」
見上「とんでもない、嘘偽り無き賞賛だぞ。現にお前は私が現役時代どうやっても想像すら出来なかった
高みに辿り着いているのだ。世界一を争う舞台と言う高みにな。それを為し得たのはお前のガムシャラさ、
そしてお前が周囲に広めた実力主義と競争精神の賜物だ。そんなギスギスした世界の中でも
このチームはある種の絆と信頼で一つとなっている。不愉快でも醜くとも歪でも、それは強固な物となった。
森崎、お前はこの先も多くの敵を作り恨みを買い続けるだろう。だがそれでいい。それがお前の覇道だ。
今更打算無しの礼儀を身に着けたり野心が萎んだ大人になったお前など見たくはない」
森崎「………本っ当にコメントに困る褒め方を………」
井出「(こ、これって説得?なんだな?で、でも森崎さんは案外満更でもない…?)」
見上の思惑の原因は森崎に対する高評価だった。それも善し悪しをざっくばらんに言い放つ評価の仕方である。
歯に衣を着せない言い方に森崎のこめかみはひきつったが、今までの自分を的確に言い表されている自覚もあり
怒るメリットを見いだせず、やがてため息をついて受け流したが次の話題で更に大きく驚かされる。
森崎「はあ〜、分かりましたよ。で、俺がスタメンGKとして、残りはどうするんですか?」
見上「それだが、一つ提案がある。既に井出や片桐くんとも話し合って決めた案だ」
森崎「ん?なんです?」
見上「この試合のフォーメーションとスタメン決定は、お前に託そうと思う。やってみるか?」
森崎「えっ!?」
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