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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[113]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/02/28(金) 00:15:07 ID:pD74OZY2
B:シュートだ!(中山はブロックで判定)
鈴仙「…そんなの当然、決まってるじゃないの。
私がFWで、中山さんがDF。 だったら、勝負する項目と言えば――」
中山「ブロック、か。 その言葉を待っていたよ、鈴仙さん」
勝負は任せる…とは言ったものの、鈴仙のその選択はやはり中山にとっても嬉しかったのだろう。
彼は今宵で一番の好戦的な笑みを浮かべ、楽しげに鈴仙から20メートル程度の距離を取って行く。
中山「場面はフリーキック。 俺は君のシュートをブロックして見せる。 それこそ――そう、命がけでだ」
鈴仙「(……中山さんの雰囲気が、これまでとは少し違う――?)」
鈴仙は最後の言葉が、深く意味深なように思えた。
中山はルナティックスではMFを任せられる事も多い。
それは人数の関係もあったが……中山のゴール前での守備力の低さもまた原因の一つだった筈だ。
鈴仙「(言っちゃあ悪いけど。 私のマインドブローイングだったら、
九割方中山さんを軽々と吹き飛ばす事にしかならない。 それなのに、中山さんはどうして――?)」
中山が好戦的な理由をやや訝しむ鈴仙。しかし中山はそんな彼女に対して、
中山「悩まなくても良い。 だから俺に……さっきの感情の昂りを見せてくれ、鈴仙!」
普段の紳士的な様子とは裏腹な乱暴さすら覗かせて叱咤する。
中山の望みが、感情を解き放った鈴仙の一撃であった事は間違いなさそうだ。
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0ch BBS 2007-01-24