※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[234]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/04(火) 23:26:33 ID:uYm19D+A
★観客達→ ハート3 ★
ハート→レミリア「あら、鈴仙じゃない。 こんな貴族の集まる場所で珍しい」鈴仙「(それって、私が庶民って事…?)」

??「――あら、鈴仙じゃない」

周囲の雰囲気にやや萎縮し、ひょこひょこ歩いていた鈴仙に語りかけたのは。

鈴仙「えっ、あっ……レミリアさんじゃあないですか!」

――先週の試合にて相まみえたばかりの吸血鬼の少女。
永遠に幼き紅き皇帝・レミリア・スカーレットその人だった。
彼女は試合での感情を全くおくびにも出さず、
鈴仙の方向へと近づいてじっと彼女の紅い双眸を見つめ――。

レミリア「…ふむ。 たった数日で随分と良い顔になっている。
女子三日会わざれば刮目して見よ、とは良く言ったものだわ」

鈴仙「は、はぁ……(良く分からないけど、褒められている…のかな?)」

鈴仙の理解を超えて、勝手に納得して腕を組み尊大に頷く。
その動作はどう考えても、外見年齢で十に満たない幼女のそれでは無かった。
余りに大袈裟過ぎるギャップに、鈴仙は思わず吹き出しそうにもなるが――。

咲夜「――ちょっと、お嬢様よりお褒めの言葉があったにも関わらず、
そうした素っ気ない態度を取るなんて。 不敬とは思わないの?」

そのレミリアの隣に座っていた従者・咲夜の咎めるような口調に思わず恐縮してしまう。
とはいえ、咲夜自身も鈴仙を嫌悪するような雰囲気では無く、あくまで日常会話の延長といった様子。
サッカーの試合時や、いつかの弾幕ごっこで見せたような、ナイフのように鋭い敵意は微塵も感じられなかった。


0ch BBS 2007-01-24