※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[307]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/07(金) 23:21:11 ID:Ie2dS3fs

パチュリー「あら。 レミィに……鈴仙。 これはまた、奇妙な組み合わせね」

レミリア「――アンタの今の行動と比べると、随分と常識的に見えるけどね」

普段彼女が本を読んでいる棚を片付けてまで用意した、直径3メートル程の大釜。
その高さは鈴仙とレミリアの二人の身長を足した程の高さがあり、
パチュリーはその釜の更に上。 大仕掛けな梯子を上った先で、やはり相変わらず本に目を通していた。

鈴仙「(な、なんかこうして見てると――パチュリーさんって、魔法使いなんだなぁ……)」

その姿は、まさにおとぎ話や伝承に現れる魔女そのもの。
大きな鍋釜で人間や爬虫類の骨や尾を煮詰め、禁断の薬草をエッセンスに加えて行くような。
そんな、伝統的な魔法使いの姿そのものと形容して間違いが無かった。

パチュリー「…二人とも、紅茶でも飲んで落ち着きなさいな。
もうすぐで、この子が成果を挙げてくれるから――77年ぶりに」

パチュリーは小悪魔に伝令を飛ばし、急ぎ鈴仙達に紅茶と洋菓子を持って来させたが――。

レミリア「あのね、パチェ。 ――こんなに骨の焦げたにおいのする場所で、
誰が好き好んで紅茶を興じたがるというの?」

パチュリー「…私は、魔法で臭いを防げるから。 別に平気よ」

レミリア「…いや、そんな事は誰も聞いてないから」


0ch BBS 2007-01-24