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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[321]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/08(土) 00:25:11 ID:QfpZjBP2
パチュリー「…と、言う訳で。 次はもう少し、レベルの高い薬を調合してみたいと思うの」

――そして、鈴仙が薬を飲み終わった頃を見計らい。
パチュリーは、これこそが本題という風に口火を切りだした。

鈴仙「レベルの高い――薬?」

パチュリー「……そう。 私自身が魔法薬や植物学に長じておらず、これまでの研究を怠っていた事もあり。
ここ紅魔館には、薬の材料となる「素材」が圧倒的に不足している。
だからレミィや……鈴仙。 貴方にも、協力をして貰えれば……と思ってね」

レミリア「私は絶対にやらないけどね」

レミリアが茶々を入れながらも、パチュリーは真剣に話を続ける。

パチュリー「…コホン。 まぁ、そう言う訳だから、鈴仙。 私の弟子でもある貴女には、
今後、【私が指定する外で見つけた素材を、紅魔館まで持って来て欲しい】と思うわ。
ただ――【遅くとも、大会が始まる前までには素材を見つけて来て欲しい】けれどね…」

――パチュリーの本題。 それは今般作成した薬についてでは無く、今後の調合に関する依頼だった。
喘息がちで(あと出無精で)、余り外出しないパチュリーにとって、魔法薬を極める為の素材探しは非常に困難。
そのため、鈴仙にもその手伝いをして欲しい。 と、いうものらしいが……。


0ch BBS 2007-01-24