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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[351]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/08(土) 22:04:47 ID:???
〜9月2週・練習フェイズ〜
*前の試合にて、パスカルとのコンビプレイフラグを立てましたので、
 いつもの選択の前に、パスカルとのコンビプレイの方向性を決めるイベントが発生します。

鈴仙「さあ、今日も練習よ! さて、今日は何をしようかな――」

と、何時もと同じように現在の能力値や必殺技等を覗こうとした鈴仙の前に。

パスカル「やあ、レイセン」

鈴仙「ほへ? どうしたのパスカル君?」

前髪の長い細身の少年――アラン・パスカルがゆっくりと歩いてやって来る。
普段はウサギ達のコーチングに忙しい筈のパスカルが、こうして早速と鈴仙の元へ歩み寄るのは珍しかった。

パスカル「いや、何て事はない。 …ただ、この前の試合で調子の良かったワンツー。
あれを、コンビプレイに昇華出来ないかと思って相談に来たんだよ」

鈴仙「あっ。 ――ああ、あのワンツー! 確かに、あの時のワンツーは調子良かったよねぇ」

パスカルの呼びかけに、鈴仙はこの前のスカーレットムーンズ戦を思い出す。
試合開始直後に、スカーレットムーンズの中盤を切り裂いた、息の合ったワンツー。
あれはパスカルの言う通りに、少しの練習で立派な「技」へと昇華し得るプレーだった。

パスカル「ただ、アレをそのまま極めて行くのも良いが…。
一工夫で、もう少し変わった方向へとあのコンビプレーを昇華出来るんじゃないかと思うんだ」

鈴仙「変わった、方法…?」

鈴仙が興味深げにパスカルの瞳を見つめると、パスカルはそれが狙いだったと言わんばかりに、
自身のアイデアを披露してみせる。


0ch BBS 2007-01-24