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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[352]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/03/08(土) 22:06:02 ID:???
パスカル「とはいえ、俺が考えたのは2つだけさ。
まず一つ目は、俺とレイセンの動きのシンクロ率の高さを活かした――「ツインタックル」」
そしてもう一つは、ワンツーの動きをシュートに応用する――「ツインシュート」だ。
前者は、レイセンのタックル力の相対的な低さを。 後者は、俺のシュート力の低さを。
それぞれ、補ってくれるんじゃないかと期待しているんだが。
――ただ、すぐに技をモノにしたいと言うならば、やはりワンツーをそのまま昇華させて行く方が簡単とは思うが」
鈴仙「な、成程…(確かに、私もタックルを鍛えたけれど。
それでもパスカル君や師匠、そして中山さんと比べるとどうしても見劣りしちゃうしなぁ…。
――ツインシュートも、キック力自体は師匠並みに高いのに、大技が無いせいで苦しんでいる
パスカル君にとっては、ノドから手が出る程欲しい代物でしょうしね…)」
パスカルの出した案については、確かにどちらも魅力的な案であるように見えた。
鈴仙とパスカルの抱える、FWとしての欠点を埋める為には。
ワンツーに囚われないコンビプレイの存在は恐らく、大きな重要性を持つだろう。
しかし鈴仙は、パスカルのこの提案に対する「裏の意図」についても理解出来ていた。
それはつまり――。
鈴仙「(そしてパスカル君は――ツインタックルにしろ、ツインシュートにしろ、私とのコンビプレイを身につける事で。
『FW』としての地位を再び盤石な物にしたいのでしょうね……!)」
パスカルは、恐らくは不動のFWである鈴仙とのコンビプレイを身につける事で、
佳歩とはまた違う意味での『FWとしての』存在感を磨いていきたいのだろう。
当然、パスカルはそれをおくびにも出さないだろうし、SHやSBとしての出場になっても
不満一つ零さないだろう。 いや、そもそも不満すら抱かないだろう。
パスカル「(――これは、単純な俺の我儘。 あわよくば、FWとしての出場機会を残しておくが為の。
だが、こうして我儘をするからには、決してレイセンやチームに損はさせないぞ!)」
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0ch BBS 2007-01-24