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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[387]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/09(日) 00:19:33 ID:a4qR9OM6
★鈴仙→ブースターシュート(仮) 62 ( ダイヤ5 )( 2 + 2 )=66★
★輝夜→たすけてえーりん! 57 ( ダイヤ2 )( 6 + 4 )+(不覚-3)+(狂気の瞳-2)+((えーりんが)とめる!+2)=64★
≧2→鈴仙とてゐのブースターシュート(仮)がゴールに突き刺さる!

鈴仙はシュートを撃った時、敢えて全力での振り抜きをしなかった。
それは、半分駄目元で放ったシュートであるとの理由も大きかったが……。

鈴仙「(――な、何か駄目っ!? 今は、この位の蹴り方で……っ!)」

この時、曲がりなりにもエースストライカーを務めて来た鈴仙の『勘』が働いた。
ここで全力で蹴ってはまずい。ここは、むしろてゐのパスの勢いに身を委ねるべきだと。
それは、これまでの努力に加え……次第に培われていた鈴仙の「自立心」が生んだ奇跡であったが――。
その事実は、今の鈴仙には知る由も無い。

――兎に角、結論として、鈴仙の判断は今回は大きくプラスに作用した。

ギュルギュルギュルギュルッ!!

――元々複雑な軌道を描くエンシェントデューパーに合わせて撃つシュートであるが故に、
本来、このシュートを枠内に狙って撃つのは難しい。元の変化と、2度めのシュートによる変化。
この二つの軌道を同時に予測し切れぬ限り、シュートは高確率で枠外へと向かうのが必定であるためだ。
だがしかし、その変化の元となる振り足を抑えていれば話は変わる。
鈴仙のシュートにより増幅された変化は――しかしその幅を少なくして、確実に枠内へと向かっていた。

輝夜「ひ、ひえええっ!? (えーりんが)と め る!」

バアアアアアッ! ギュウウウッ!


0ch BBS 2007-01-24