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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[450]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/11(火) 00:00:08 ID:???
映姫「…本当ですね。 今月に入ってから、十四日連続欠勤。
――どうやら、是非曲直庁でも前人未到の新記録らしいですよ」

小町「よせやい、よせやい。 照れるってば」

――彼女は鈴仙を排した達成感からか、未だに気付こうとしない。
自身の背後に、まるで爆弾のように敵意を膨らませる一つの小さな影がある事を。
やがて、その影は優しく小町に問いかけた。

小町「さて。 これでしんだんしょとやらを貰って、合法に堂々とサ、ボ……」

映姫「少し耳が遠いのでお聞きしますけど。 サボ…何ですって?」

――小町は高らかに宣言する途中で漸く後ろを振り向く事に成功した。
そしてその背後の風景は、時既に遅しという事実を、どこまでも冷酷に表現していた。

映姫「貴女は少し、いやかなり――就労意識が……低すぎるゥゥウウウウウウッ!!」

ギュウウウウウッ! バチコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!

小町「きゃ、きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん! そ、そんな…後一歩だったのに〜〜〜〜〜!?」

神出鬼没の彼女の上司は、死神一匹の尻尾を追う程度は容易い。
距離にも影響されぬ彼女の踏み込みから繰り出された、棒の一撃は――。
小町の後頭部を強かに打ち払い、彼女を昏倒させるまでに至ったのだった。


0ch BBS 2007-01-24