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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[469]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/11(火) 23:24:17 ID:lIYeViSg
★四季様のアドバイス→ ハート3 ★
ハート→「無縁塚周辺に、そうした逸品が流れ込んでいるのを見かけたでしょうか」

鈴仙「む、無縁塚…ですか」

映姫「私とて、一個人としてはサッカーに興味が無い訳ではありません。
だからこそ覚えているのですが、そう。
あの地には役目を終えて捨てられたサッカー用具が、確かに存在します」

鈴仙「ほ、ホントですか!?(なんでわざわざあんな物騒なトコまで行ってるですか?
――って聞くのは、愚問なんだろうなぁ…)」

映姫の実体験に基づいたヒントは、鈴仙の予想以上に常識的かつ具体的だった。
聞けば非番の際には、幻想郷全体を闊歩して説教相手…もとい、道をただすべき人間を
探している彼女であるから、無縁塚のように危険な場所に存在してもおかしくはない。
――むしろ、わざわざそんな物騒な所に行こうとする人間を待ちかまえ、
説教の材料を稼ごうとしているイメージすらある。

映姫「――とは言え、そうした中古の品は…そうまでの労力を掛けずとも、
人里外れの雑貨屋でも何でも。 簡単に手に入る事が出来るでしょうね。
…身の丈に合った行動をする事は、決して黒ではありませんよ」

鈴仙「は、はい。 ありがとうございます(む、無縁塚…に行こうとしてた時、私ってば道端の妖怪にボロ負けしたんだっけ。
――でも、今は銃も新調したし! 何より、他のアイテムも同時に手に入れる事が出来るってのは利点かも。
これは、良い選択肢を貰ったわね)」

そうして、小町が目覚めるまでの小一時間、鈴仙と映姫は色々と会話を行った結果…。
何時の間にか、完全に打ち解け――てはいないものの。
それでも、普通に会話を行う程度は苦にならない程度の関係になっていた。
そして――。


0ch BBS 2007-01-24