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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[496]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/12(水) 21:45:59 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>494
まあ、当初はパチュリーとか鈴仙本人とかも「プライドが高い」的な設定でしたが、
今やすっかり丸くなって(?)いますし、判定と選択次第ですね。
>>495
鈴仙「つべこべ言わずに来いホイ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A:お邪魔する。

鈴仙「(まぁ、べつにお邪魔しない理由も無いし。
万一襲いかかって来られても、私の弾幕のサビにしてやれば良いしね)」

鈴仙は警戒を解かず、木製のドアをコンコンとノックする。
――この家の主には敵意が無いと、何となくのヤマ勘で分かってはいたが、
戦場ではまさしく、一瞬の油断が命取りである。

鈴仙「すみません、誰かいませんか〜?」

そしてそれは、とぼけた声を出して善良な客人を演じている今も同じだった。
やがて家主は鈴仙の声に呼応して、ギイ、とゆっくりそのドアを開ける。
果たしてそのドアの向こうに居た人物は――。

アリス「あら…。 最近良く会うわね、珍しい」

僅かにウェーブのかかったブロンドの髪を都会派にかき上げ、
しかしその一方で、心なしかそわそわした様子で鈴仙を見つめる少女。
この家は、彼女が魔法の森に構える工房にして住処だった。

アリス「――こんな辺鄙な森に兎が迷い込むなんて、珍しいわね。 一体どうしたの?」

鈴仙「え、えっと……」


0ch BBS 2007-01-24