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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[503]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 22:14:27 ID:iNu7ArBs
D:「ちょ、ちょっとアリスの顔が見たくなっちゃって…!」(友達になる)気がありそうな風に話す。
鈴仙「(そう言えば、こないだ会った時もどこか寂しげにしていたような…)」
鈴仙は少し前にアリスと会った日の事を思い出す。
そう、あれはプリズムリバー三姉妹のコンサートの帰り道だったろうか。
あの時のアリスは鈴仙の些細な問いかけに対して酷く激昂しており、
気難しい印象を覚えたのであったが――。
鈴仙「(ひょっとして、独りでコンサートに行くのが寂しかったとか…?
一緒に遊びに行けるような、「トモダチ」が欲しかったのだったとしたら――?)」
アリス「…な、何よ。 人の顔をジロジロ見て、いやらしいっ」
鈴仙「(そして今の様子も、どっちかと言えば強がっているような印象も受けるし。
よし、ここは――!)ちょ、ちょっとアリスの顔が見たくなっちゃって…!」
アリス「――え、ええっ??」
鈴仙はここで、自らの読みを信じて賭けに出る。
アリスは実は寂しいのではないか、友達が欲しいのではないか――と。
だったら、自ら歩み寄ってあげれば、アリスにとっても嬉しいのではないか――と。
鈴仙「こないだも思ったけど、私、アリスともっと仲良くなりたくって…。
だから、今日もちょっと会いに来たのよ!(わ、我ながら罪悪感を大いに感じるウソだわ…)」
若干の後ろめたさを感じつつも、鈴仙はそうまで言い切って、アリスの感情の軟化を図る。
アリス「…………」
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0ch BBS 2007-01-24