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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[62]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/25(火) 22:58:43 ID:???
中山のようになりたい、永琳の隣に立ちたい。
そう思い続けて来た鈴仙は――中山のように強く、永琳のように冷静では無かった。
自分自身に自信を持ちきれず、他者の意見や感情に流されやすい。 
通常の人間や、良識派の妖怪として生き続けるならば、そう言った性格はむしろ美点だったかもしれない。
しかし、鈴仙が「一流の選手になりたい」という理想を追い求めるならば
――それは逆に、彼女の理想の成就を阻む障壁となって襲いかかる。
そして、常に「優等生」を演じ続けようと考えていた鈴仙にとっては、その障壁を打ち破る為の武器。
すなわち、「確固たる自分自身」が未だ薄弱だった。 

中山「(―――物語の主人公になるには、鈴仙さんは、まだ…弱い。
鈴仙さんが、これからも強くなろうとするならば……確固たる自分自身を探さなくてはならないだろう。
そして、今、俺が出来る事は――)」

中山は、とある決意を改めて固めると共に――鞄から筆記用具を取りだした。
それは、ある意味残酷な仕打ちであるとも中山は思ったが…。
これこそが、親友を救う事の出来るただ一つの道であると中山は信じて疑わなかった。

***

輝夜「さあ! 今日は帰ったら祝勝会よ!  鮭茶漬けカップ麺あんぱん なんか用意する予定だから、
慧音も遠慮なく、永遠亭に遊びに来ると良いわ!」

妹紅「一応聞いといてあげるけど。 …私の分は?」

輝夜「わりぃなもこたん。 このディナー11人分だから!」

妹紅「そんな訳ないでしょ!? 大体、11人だったら私以外にも食べられない子が居るでしょうが!」

輝夜「あっ、そうだった。 じゃあ15人前くらいで」

妹紅「それ絶対おかしいよねっ!? しかも15人前だったら私の分ありそうじゃない!?」


0ch BBS 2007-01-24