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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[649]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/16(日) 17:01:53 ID:Ph9WchIQ

そうして、パチュリーが貧血になりかけながらも釜をかき混ぜ、
それを小悪魔が介助する様子を見届けてから小一時間ほどして――。

パチュリー「――さ、薬が出来たわ。 今度は、こないだの薬よりも数段効果があるわ……!」

パチュリーが、自信満々にフラスコ瓶を鈴仙へと手渡す。
その薬は本当に出来たてなのだろう、無縁塚の泥を思い起こさせる深緑色でドロドロとしたそれは、
未だ沸騰を続けており、フラスコの液面にポコポコと泡を作っている。

鈴仙「……なんか、そのー。 こないだの薬よりもかなり外見的にきつそうなんですけど……」

パチュリー「良薬口に苦し。 その位は当然よ」

鈴仙「た、確かに……(――師匠の作る薬も、こんな感じのヤツだってあるし。
きっとそれが普通なのよね、うんうん……。 うん、そう信じ込むことにしようっと)」

そのドギツイ外見に、鈴仙は一瞬面喰うも――理性がそれを正当化してくれる。
この点は、普段から薬に接する機会の多い鈴仙の強み(?)であった。

パチュリー「…で、どうするの? 飲んでみる?
さっき、数段効果がある、とは言ったけど……ちょっとした副作用が発生する可能性もあるけど。
具体的には、魔力が暴走して―――爆発するとか」ゴニョゴニョ

鈴仙「? 最後の方が良く聞き取れなかったんですけど……」

パチュリー「いや、聞き取れなかったら良いんだけど。 ――で、どうするの?」


0ch BBS 2007-01-24