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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[721]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/03/17(月) 23:12:11 ID:???
はたて「ええ、宜しくね――じゃなくて、宜しくお願いします!」
そして、鈴仙は永琳の指示ではたてを永遠亭の最奥・輝夜の部屋前へと案内する。
その後ろでも、永琳は時折鋭い目線ではたてを注視しており、あくまで輝夜の従者としての役目を果たしていた。
鈴仙「姫様、失礼します。 大会に向けてのインタビュー記事の依頼があるのですが」
輝夜「そう? ……それなら、入れてやりなさいな、鈴仙」
鈴仙「――はい(姫様、ちょっと姫キャラ作ってるわね……。 普段は私の事、鈴仙だなんてロクに呼ばないのに)」
かくして、輝夜の許可も得たはたては……永琳の同伴を付け、
鈴仙の私室の四倍はある輝夜の私室へと入って行く。
そして、鈴仙も当然のように永琳の後ろに着いて行こうとするのだが――。
ピシャッ
鈴仙「――あれ?」
哀れ鈴仙は、入る前に永琳により襖をピシャリと閉められてしまう。
永琳(襖越し)「アンタは関係無いでしょうが、ウドンゲ……。
アンタ、何時からこのチームのキャプテンになったのかしら?」
鈴仙「あっ……そうか。 そ、そうですねぇ……あはは」
永琳の言う通り、この場において鈴仙は……あんまり必要とされていなかった。
相手はあくまで輝夜に用があるのだから、その従者である永琳はともかく――
その更に従者である鈴仙は、全くこの場においてお呼びでないのは、社会的に考えてごく当然の論理だった。
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0ch BBS 2007-01-24