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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[933]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/03/23(日) 22:57:15 ID:???
夢美「…正直にいえば、そうね。 私達も、彼女――ああ、知ってた? 聖徳太子って女だったんだけど――
については警戒していない。 彼女達は博麗の巫女や八雲紫程、強固な地盤を持っていない。
民衆の混乱に乗じ、デマゴーゴスで政権を掌握する。 ――それ以上の目的は無いと思うし、
その目的は、私達の計画が成功する事で自然と消滅するわ」
日向「――つまり、恐るべきは「秩序維持」の集団だけ。
手段は、相手がサッカーで実力を示すというならば、それに乗っかってサッカーで勝つこと。
……なんだ、シンプルじゃねぇか」
日向は乱暴にそう総括すると、ワイングラスに注がず、コーラを瓶から直飲みする。
「始めからそうしろよ…」とちゆりが冷たい目線を飛ばしていたが、日向には些末な事だった。
夢美「…ところで、貴女は大丈夫なの? コーラばかり飲んで、また肥えてはなくて?」
夢美は少しだけ緊張を解くと、友人に対して接するように日向に問いかける。
日向はそれに対してまるで友人であるかのように優しく笑うと――。
静かに、周囲のSPが何時の間にか持っていたサッカーボールを奪い取る。
日向「…幻想郷で、つまらん寅に会った。 飼いならされて丸くなった、
そしてその丸さを誇りとして自慢するような、とんでも無く馬鹿な寅だった。
しかし――俺にも、ヤツから学んだ事が一つだけ、ある」
日向は、ボールを床に置き、不敵に微笑んだ。
この場合の彼は得てして危険な状態である事が多かったが――。
今回の場合も、それは例外では無かった。
グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
日向「…沖縄で修行に取り組んできた。 サッカーボールでは無く、
テニスボールやゴルフボールのように小さな球であっても、そのボールの芯を打ち抜く修行だ。
だが、修行はまだ途上。 ――今の俺では、四回に一回程度が限界だ」
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0ch BBS 2007-01-24