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キャプテン森崎外伝スレ12
[731]見上とかいう名監督:2015/06/06(土) 20:40:38 ID:BhZXz96s
――夕方メインコート
@コート内
新田「ハァ…ハァ……ッ!」
新田は焦っていた。
合宿1日目こそ見上の最初の特訓相手に選ばれ舞い上がっていたものの、
結果は決して監督にアピールできたとは言えなかった。
また、昨日は滝、今日は政夫といったFWのライバルが良い動きを見せており、
FWの中では一枚落ちると思われた小田がDFにコンバートされるのを目の当たりにしたのだ。
新田「(くっ…立花さん達や反町さんだっているんだ。
俺も今のままFWでいられるなんて保証はない。
少しでも…少しでもFWとしてアピールできるものがないと…!)」
グラウンドには新田のほかに、
同じ大友中の先輩である浦辺、県内の同級生であり代表では比較的仲の良い山森がいる。
彼らは今、新田が浦辺のマークを引き剥がし、
山森のロングパスをそのまま走りこんでダイレクトで蹴りこむという必殺シュートの練習をしていた。
山森「それ、新田!」 新田「よし…」
パスッ!ヒュルルル…!
@コート外
来生「なあ、おい。何やってるんだあいつら? もう練習終わってるんだろ?」
岩見「ああ、ダイレクトシュートの練習みたいだな。
しかし、あんなロングパスをランニングボレーで決めようなんてな…。」
来生「おいおい、本気かよ?この天才だってそれはちょっと難しいぞ。アイツじゃ無謀すぎないか?」
反町「いやそうでもない…。」
沢田「ええ…少しずつ、タイミングが合ってきてます…。」
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0ch BBS 2007-01-24