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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[107]森末(仮):2014/03/07(金) 01:40:58 ID:???
>B.森末と話をする
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板野「(そうだ、森末はどうしてるかな? おーい、森末ー?)」

東邦との試合で喫した初めての敗北、そして松山と藤沢の件。
それらに気を取られてすっかり忘れていた、この世界に連れてきてくれた人物(?)の事を板野はようやく思い出した。
勝利――そして決勝進出という栄光を手にして報告する事は出来ないが、
それでも今日の試合の報告をしようと考えた板野はいつも使っている念話を用いて森末を呼びだそうとするのだが……。

板野「(あれ? ど、どうしたんだ森末? 念話が繋がらないなんて今までなかったのに……) ま、松山。 ちょっと俺、散歩してくるよ」
松山「ん……ああ、わかった。 あまり遅くならないようにな」

しかし、今日に限って何故か通じない。
今日のPK戦が終わった直後、同じように森末が板野に念話を送ろうとした際にも同じ事が起こったのだが、
当然ながらそんな事を知る由もない板野は焦りながらも、松山に一声かけてから外へと飛び出す。
念話は起こせないが、森末は自分たちの宿泊している場所の近くで寝泊まりをしていると聞いた。
ならば外を探せば、森末の姿も確認できるのではないかと板野は考えたのだ。

板野「森末……森末、どこにいるの?」
森末「……板野?」
板野「! 森末!」

傍から見れば花壇や茂みを除き込み、人の名を呼んでいる板野の姿は不審者に見られただろう。
あまり長く続けると補導をされてしまったかもしれないが、運よく板野は近くに隠れていた森末を見つける事に成功する。
森末の声が聞こえると、板野は心の底から安心をしたようにホッとため息を吐くのだが、
何やら森末は元気がなく、板野が目を向けても目を伏せている。
その様子に板野は当然気づき、一体何があったのかと問いかけるが……。
森末はやはり力なく、ぽつりぽつりとだがそれでも説明をしなければならないかと口を開いた。

森末「……この顛末は、僕の予定していたものと違うんだ……」
板野「え? ……ちょっと待って、何の事かサッパリわからないんだけど」
森末「実は、今日の試合――僕も会場にいたんだけどね……」


0ch BBS 2007-01-24