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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[141]森末(仮):2014/03/08(土) 20:54:34 ID:???
>F.「勝敗はわからないけど……南葛には何か隠し玉がある気がする」 中里の存在を匂わせる
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三杉「ふむ……隠し玉?」
松山「ここまで隠し持っていた切り札があるって事か? ……確かに南葛は、ここまで苦戦は無かったが」

板野はあえてここで勝敗予想はしなかったが、
南葛にはまだ周囲にお披露目をしていない実力者――中里正人の存在を匂わせた。
未来の事は見えない為にどちらが勝つかは確信を持って答える事は出来ない。
だが、十中八九この決勝戦――南葛は中里が今まで隠し持っていた『本気』を出してくるだろうと予想をしたのだ。

板野「(何せ決勝戦で、相手は東邦学園。 本編でもこの試合、中里は錘を外して本気を出してきていたんだ。
    相手に日向がいないとはいえ、南葛にだって森崎と翼が存在しない。
    それなら……やっぱり苦戦は必至だと判断して中里が本気を出してくる可能性は高い筈だ)」

この板野の言葉を聞き、考え込んだのは松山と三杉である。
両者からしてみれば、板野の発言には何ら根拠が無さそうなものに見えるのだが、
松山は以前の花輪中学との試合で板野が立花兄弟のトライアングルシュートを未然に防いだ事実。
更に、比良戸戦では次藤と佐野のコンビプレイを予期していた事を知っている。
それらは板野が『起こりうる事態』を知っていたからこそ予期出来ていた事なのだが、
そんな事を知らない松山は板野が優れた観察眼を持つ者なのかもしれないと判断しており、ある程度の理解を示していた。


0ch BBS 2007-01-24