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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
[142]森末(仮):2014/03/08(土) 20:55:34 ID:???
松山「(問題は誰が隠し玉かっていう事だけどな……ここまで見た感じ、やはり南葛の主力は修哲トリオだ。
あいつらに隠し持ってる実力が他にあるっていうんなら、東邦は苦戦は必至……。
だけど今までの様子を見るに、それはなさそうなんだよなぁ……)」
こうして素直に板野の意見を受け入れた松山に対し、三杉は板野に懐疑的な目を向ける。
今まで板野が観察眼が優れている(ように見える)という実績を認知していないという事もあったが、
常に沈着で他者の言う事も即座に鵜?みをしない三杉としては、そうそう簡単に信じられたものではなかった。
三杉「(……まあ、彼の言う事が当たるかどうかは試合を見ればわかる事だ。
僕が今までの試合を見た限りでは、そういった素振りは南葛には見られなかったんだけどね……)」
そして、三杉のその考えは数分後――打ち砕かれる事となる。
こうして観客席で板野達が雑談に花を咲かせている一方、
最上段の立ち見席では今日もまた全日本サッカー協会の悪い大人たちが2人揃って観戦へとやってきていた。
この真夏にスーツを着込み、サングラスをかけた片桐はフィールドに散らばってゆく選手たちを目を細めて見つめ、
対する見上は腕組みをしながら、この後に控えてある全日本Jrユースの代表選手発表について思いを馳せる。
見上「長かった大会もこれで最後だ。 いよいよ今日、中学サッカー界の勝者が決定をする」
片桐「ええ、そして世界に羽ばたく未来の日本サッカー界を背負って立つ者達も決定する……という訳ですね。
見上さん、もうある程度は選抜選手たちも決まったんですか?」
見上「ああ。 今大会、見るべき所があった選手たちのリストアップは終わっている。
この試合である程度の活躍を決めてくれるのならばそのリストも書き換わるかもしれないが……。
現時点では遠征で加入をする源三……参加を打診している岬くんを含め、代表の『24名』は決定をしているよ」
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0ch BBS 2007-01-24