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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[152]森末(仮):2014/03/08(土) 22:34:25 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「いや、止めた! 止めました!!
   なんとここに来て、伏兵の中里くんが沢田くんたちのワンツーをカット! 正に値千金のファインプレーです!」

松山「! 凄い……今の、どこから来たんだ? さっきまでサイドにいた筈なのに」
三杉「(……まぐれ、には見えなかったな。 だが今まで彼の動きは決して目立たないものの筈だったというのに、どうして?)」
板野「(井沢、動きは悪くなかったけど……やっぱ地味だなぁ)」←井沢に注視してる

片桐「ほう……中里、ですか」
見上「(動きだしが既に中学生離れ……いや、高校生でもあれだけ素早いスタートを切れる選手はいないだろう。
    ヤマ勘で動いた……? にしては綺麗にカットをし過ぎている。 ……まだワンプレイだけでは判断は出来ないな)」

この中里の動きを見て驚いたのは観戦をしていたサッカー通の者達である。
ここまでの試合では殆ど活躍を見せず、精々がボールのフォローとスペースを埋める役割くらいしかしてこなかった中里。
それがまさか、守備には定評のある井沢ですらカット出来なかった沢田達のパスワークを止めてみせたのだから、驚いても仕方ないだろう。
一方で当の中里と言えば、自身に注目が集まっている事に少しの居心地の悪さを感じていたのだが……。

中里「(否……優勝の為にも拙者は全力を尽くすと誓った! この試合だけは負けられぬ!!)岩見!」
岩見「おう!」

すぐに気を取り直すと、前方の岩見に向けてパス。
岩見はそれを滝へと繋げると、ボールをもった滝は一気にサイドを駆け上がり得意のサイドアタックを見せる。

実況「さァ〜、攻守逆転! ボールは岩見くんから滝くんへと渡りました!
   滝くん、ぐんぐんと速度を上げて右サイドを駆け上がる! 東邦、慌ててプレスをかけに行きますが……」

滝「あらよっと」
島野「は、速い……」
小池「ふっ、この東邦学園キャプテン小池秀人様はそう簡単に抜かれはせんぞ! ってあらぁ!?」
滝「(喋ってる暇ありゃさっさと詰めればいいもんを……)」


0ch BBS 2007-01-24