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1- レス

【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[162]森末(仮):2014/03/09(日) 00:22:31 ID:???
バッ!

反町「でかしたタケシ! 後は俺が!」
井沢「させるか!」

南葛にとっての不運は、零れたボールは反町の方へと高く浮き上がって流れて行った事である。
当然ながら反町がこの決定機を見逃す筈はなく、合わせるようにして飛び上がりヘディングに向かう。

東邦にとっての不運は、岩見と共に井沢が戻ってきてしまっていた事である。
空中戦に自信を持つ彼は反町に対抗するようにしながら高く飛び上がり、反転をしながらクリアーに向かう。

井沢「(これが俺の……)オーバーヘッドクリアーだ!」
反町「(高い……! が……)俺の方が……僅かに早い!!」
井沢「くっ、くそっ!」

ダイレクトシュートが得意な者と、空中戦に自信を持つ者。
互いの勝敗を分けたのは、零れたボールが僅かに反町に近かった、という事実。
故に反町は井沢よりも早くボールに触れてヘディングをし、
井沢は反転した世界の中で自分の足をすり抜けてボールがゴールに向かうのを見過ごす事となる。

ズバァッ! ピピィーッ!!

反町「よぉおおおし!」
井沢「ああ……」

当然のように、剛田が守るゴールでは井沢に競り勝った反町の『強烈なヘディング』を止める事が出来ず。
こうして後半27分、東邦が待望の先取点を上げる事に成功をした。
得点こそ反町のものとなったが、この先取点の立役者が突破に成功しチャンスを作った沢田であるという事は言うまでもない事だろう。

南葛 0−1 東邦


0ch BBS 2007-01-24